オルニチンならシジミよりシメジ?

オルニチンといえばシジミですが、、、

オルニチンとは?

皆さんは『オルニチン』という栄養素をご存知ですか?


なんとなく聞いたことはあるけど、実際はどんなものなのか分からない、という方も多いのではないでしょうか?


そこで今回はその『オルニチン』について解説してみたいと思います。

オルニチンは毒素の分解を助ける!

肝臓には『オルニチン回路』がある

オルニチンはアミノ酸の一種で、肝臓の働きをサポートする成分として知られています。


肝臓には有害なアンモニアを尿素に変えて解毒する『オルニチン回路(尿素回路)』というものがあります。


そこで、オルニチンはアンモニアと結合する中間体として重要な役割を果たします。

また、大量にアルコールを摂取した時は、『アセトアルデヒド』という有害物質が発生し、頭痛や吐き気、倦怠感などを引き起こしてしまいますが、オルニチンはこの『アセトアルデヒド』の分解にも重要な役割を果たしています。

つまり、カラダに不要な毒素の分解を助け、肝機能をサポートする役割があるんです。

オルニチンが足りなくなると、上記のような有害物質が分解できず肝機能も低下してしまいます。
そうすると栄養はカラダに行き渡らず、逆に有害物質はカラダに残ってしまい、慢性疲労・肌荒れ・睡眠障害など様々な不調につながってしまうんです。

肝臓の疲れは『目』に出る。

目は顔の中でも特に多くの血液を必要とする器官で、毛細血管がびっしりと張り巡らされています。

ですから、肝臓の働きがにぶると、目に健康な血液が十分にゆきわたらなくなり、目が疲れる、ぼやける、かすむ、視力低下、ドライアイ、充血、目の周りのクマといった症状になって表れるんです。

オルニチンといえば…実はシメジ!

なんとシジミの5~7倍のオルニチンが含まれるシメジ

オルニチンがたくさん含まれる食品として有名なのがシジミですが、実はキノコ類などにも含まれています。

特にブナシメジにはシジミの5~7倍程度のオルニチンが含まれていますので、毎日の食事で摂取するのはオススメ。

お酒を飲んだ後は、シジミ汁よりシメジたっぷりお味噌汁の方が、実は二日酔い防止に効果があるのかもしれません。


皆さんも是非試してみてください!

(了)

《肝からくる悩みに》肝酵素γ(ガンマ)

肝臓と健康診断 γ-GTPとは?

 

『γ(ガンマ)-GTP』。

 

なんだか強そうな必殺技みたいな名前ですが、これは肝機能の基準となる数値のひとつです。

正式名称は『ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ』。

う~ん、舌噛みそうです。

 

 

肝臓の解毒作用に関係する酵素で、肝臓や胆管の細胞が壊れると、血液中にこの酵素がどんどん流れ出てきます。

 

つまり値がどんどん高くなるんですね。

 

正常値は男性が50(IU)以下、女性が32(IU)以下で、100以上になると危険です。

数値の基準についてはこんな感じです。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

γ-GTP 《 正常値の上限~100(軽度の増加) 》

健康的な肝臓

軽度のアルコール性肝障害、薬物性肝障害、慢性肝炎、脂肪肝で多くみられる数値。

 

γ-GTP 《 100~200(中程度の増加) 》

不健康な肝臓

アルコール性肝障害、薬物性肝障害、慢性活動性肝炎で多くみられる数値。肝硬変、肝がん、脂肪肝、胆道疾患の可能性もあり。

γ-GTP 《 200~500(高度の増加) 》

アルコール性肝障害、閉塞性黄疸、肝内胆汁うっ帯で多くみられる数値。慢性活動性肝炎の可能性もあり。

γ-GTP 《 500以上(超高度の増加) 》

急性アルコール性肝炎、閉塞性黄疸、肝内胆汁うっ帯などでみられる数値。また慢性のアルコール中毒など極めて危険な状態。


 

知らないうちに酷使してしまっている肝臓。

もしかすると、あなたの肝臓も悲鳴を上げているかもしれませんよ~。

 

ちなみに私の数値は16と至って正常でした♪

皆さんも数値を一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

 

 

お酒を飲まなくてもγ-GTPが高い場合


γ-GTPが高いのは、その多くが飲酒等で肝臓を酷使しすぎた結果です。

ですが、飲酒以外でも下記のような理由でγ-GTPは上昇する場合があります。

(1)薬物性肝障害

肝臓とお薬

抗生物質や解熱鎮痛剤、精神安定剤やステロイドなどいくつかの薬は薬物性肝障害の原因になることが知られていて、いずれもγ-GTPを上昇させることが分かっています。

また漢方薬やサプリメントが原因になることもあるので注意が必要です。

 

(2)脂肪肝

脂肪肝はフォアグラ状態

お酒を飲まずとも、食べ過ぎ・運動不足・無理なダイエット・偏った食事(糖質や脂質の多い食事)などが原因で、中性脂肪が肝臓に溜まっていき、肝機能が弱まってしまう。

これが『脂肪肝』です。

つまり肝臓が<フォアグラ状態>になってしまうこと。

放おっておくと肝硬変・肝ガンへと進行してしまうことも。

狭心症や心筋梗塞などの心疾患との合併率も高いので早期に発見して生活習慣を改善することが重要です。

 

(3)胆道系の疾患

胆石の尋常でない痛み!

胆石や閉塞性黄疸など、胆道系に対する分泌に障害があるとγ-GTPが血中に流れ出て、値が高くなる傾向があります。

 

(4)その日の体調や生活習慣

二日酔い?乱れた生活習慣は肝機能にも影響する

γ-GTPの値は、その日の体調によっても変化しますし、それぞれの体質によっても違いが出ます。

例えば連日飲み会続きでカラダがだるい、なんてときに図るとおそらく値は高いでしょう。

ですから、健康診断の際は数日前から無理をせず出来るだけ平常な状態で検査を受けられるよう、準備していたほうがいいかもしれませんね。

 

 

γ-GTPを下げる方法


 

γ-GTPを下げるには、下記のような方法があります。

(1)まずは禁酒するor休肝日を設ける

休肝日でγ-GTPの値を正常化

お酒好きの方には酷ですが、、、

γ-GTPが高い方はまず<お酒を控える>、これが基本です!

場合によっては【 断 酒 】しなければならないかも。。。

ですが、一生お酒を飲めなくなるよりはマシですよね(^_^;)

 

(2)脂質・糖質の摂取を抑える

糖質 脂質 たっぷりのラーメンやお肉

余分な糖質は中性脂肪に、中性脂肪は肝臓にどんどん溜まります。

その分肝臓にもどんどん負担がかかるので、なるべく低糖質・低脂肪を心がけましょう!

 

(3)肝臓をサポートする食品を積極的に摂る

シジミやアサリなどの貝類にはオルニチンやタウリン、亜鉛など肝機能をサポートする成分がたっぷり

例えば、肝臓の働きをサポートする成分である『オルニチン』や『タウリン』、『亜鉛』を含む貝類、肝臓の材料となる良質なタンパク質をたっぷり含む大豆製品などがおすすめです。

また、肝臓の負担を軽減するため糖質の吸収を抑えることも大事です。

そのためには、食物繊維をたっぷり含む根菜類や玄米・ライ麦パンなどがおすすです。

 

(4)軽い運動を心がける

ウォーキングなど軽い運動は肝機能の改善にもつながります

運動で肝臓についてしまった脂肪をエネルギーに変えて燃やしましょう!

ただ『軽い』というのがポイントです。

激しい運動は活性酸素や老廃物が大量に発生し、逆に肝臓への負担が増加してしまうので、ウォーキングや簡単なストレッチから始めるのがいいかもしれません。

 

 

お酒はもちろんですが、やはりカギになるのは毎日の食事と生活習慣。

もしγ-GTPの値に不安がある方は、是非意識してみてください(*^^*)

お酒は飲み続けると強くなる?

 

私の父は昔全くお酒が飲めなかったそうですが、

社会人になり、毎日飲む練習を続けて飲めるようになったそうです。

そこで素朴なギモン。

 

普段からお酒を飲んで鍛えれば強くなれるのでしょうか?

 

 

お酒の強さは生まれつき決まっている

 

体内に吸収されたアルコールは下記のような順序で分解されます。

 

(1)アルコール→(2)アセトアルデヒド→(3)酢酸→(4)水・炭酸ガス

 

このアセトアルデヒドは頭痛や吐き気・二日酔いの原因ともなる猛毒の物質。

アセトアルデヒドを無害な酢酸へ分解するチカラには個人差があり、これは先天的なチカラになります。
つまり、いくら鍛えても生まれ持ったものなので、どうしようもありません。

 

 

しかし別回路でも分解されることが判明!

 

上記のような理由から、『お酒の強さは生まれ持ったもの』というのが長年一般的な常識でした。

しかし、近年の研究によって、アセトアルデヒドが通常の方法で分解できなかった場合、別の回路で分解の手助けをすることが分かってきたんです。

通常アセトアルデヒドを分解する場合ADHやALDH2という分解酵素が働きます。

しかし、この2つで分解できなかった場合MEOSという別の酵素が働き、分解の手助けをするそうなんです。しかもこの酵素はお酒を飲み続けることで増やすことも可能なんです。

 

 

ですがこのMEOS、実はとってもやっかいな物質。

 

MEOSは酔いにくい体質を作る一方、他の薬が効きにくくなる、活性酸素(病気の元となる物質)の大量発生、ガン発症のリスク増大など、まるで副作用のデパートのような物質。

上限を超えた飲酒を繰り返すと、やがてこのMEOSの増えなくなってしまいます。
それでも飲み続けると徐々に酔いを感じなくなっていき、脳が麻痺しはじめます。。。

これが<アルコール依存症>の始まりです。

 

ということで、お酒を飲み続けると、強くなるというのはまんざらウソでもないようですが、やはり飲み過ぎは禁物。

楽しく、適度に美味しいお酒を楽しみたいですね(*^^*)

 

 

《肝からくる悩みに》肝酵素γ(ガンマ)